感想

コンクリートクラリフィケイション

嗚呼。法の世界に光が満ちる…。ところで白蓮の背後の建築物の影のようなものはなんですかね。もしや、あれが魔都シンジュク…! てな感じでとりあえず東方星蓮船のファーストインプレッション。ちゃんとした感想はあとで書くかもしれないし書かないかもしれな…

「The Grimoire of Marisa」ZUN/一迅社

というわけで、届いたのでぱらぱらと読んでみたものの、想像(というか自分が望んでいたもの)とはだいぶ異なっていて肩が落ちた。要は求聞史紀のスペルカード版をイメージしてたんだよなおれは。 まあ昨今の神主氏の仕事量からいって、こってりうんちくなど…

東方星蓮船 〜 Undefined Fantastic Object 体験版雑感

てなわけで、ゲーム新作のほうの雑感なども。 まあ話的には、大黒様ネタを素で行くんだろうしステージ3まででは取り立てて新しい発見もなく。全体的に軟派な方向に強化されたなあというイメージは持った。立ち絵、ドット絵ともに妙に丁寧な作り。未確認飛行…

「東方儚月抄 Silent Sinner in Blue.」最終話

というわけで、なんとか完走した漫画月抄だけど、始めに言っておくと実は先月号を読み忘れていた。コミックは夏発売らしいよぎぎ。そんなわけで、いまいちどう繋がったのかわからない最終話だけど、概ね皆が予測したオチに着地したんじゃないかと思う。いや…

「文学少女と神に臨む作家(下)」野村美月/ファミ通文庫

宝島社のあれで、ワンツーってことで、こちらも。 これもひとつの結論。おれ個人は共感するけど、おれってこんな考え方でごめんねみたいに自重したい気分ではある。まぁ、登場人物各位にとりあえずはお疲れ様といいたい。最後はなんか演劇のようだった。パズ…

「とらドラ10!」竹宮ゆゆこ/電撃文庫

ひさしぶりにラノベの話でも。 みんな幸せ! ということで、これにて完結。細かい内容を語るのは毎度アレだが、なにしろハッピーエンドでよろしかった。あー、あーみんだけは消化不良ね。最終巻でクローズアップされる筈も無かったけど。まぁ救われなさこそ…

「東方儚月抄 Silent Sinner in Blue.」第十九話

そういえば、うっかり失念していたけれど、今月の儚月抄はちゃんと読んだよ的な意思表示。 まぁ、フェムトファイバーの話がしたかったんですよ。したかったのならしょうがない、そうでしょう? そうでもないですか。ともあれ、神主氏がこつこつ積み重ねるよ…

「東方儚月抄 Silent Sinner in Blue.」第十八話

まだ慌てるような展開じゃない、幽々子様なら何とかしてくれる…! 残り3話、展開が全く読めないという点については、すげえとしか言いようがない。さておき、このまま月陣営が幻想郷を受け入れないとすると、綿月姉妹は二次創作界での生き残りは絶望的になっ…

「東方儚月抄 Cage in Lunatic Runagate.」第七話

あーあー。なんだ、漫画で描写された場面を回想するだけで終わっちゃったよ。ほんとにフィーリングだけだなぁ。多分小説版もあと2話くらいだと思うけど、どうすんだろ。一冊に纏まった時、どんな物体になるのか想像出来ない…。漫画は割と単品で形になってる…

「東方儚月抄 Silent Sinner in Blue.」第十七話

いやいや今月号は面白かった、先月まではなんだったんだろうくらいのレベルで。久しぶりに見る、感性だけで突っ走ってる感じが心地よい。相変わらず作画と原作の意図に乖離が感じられるけど、脳内フィルタで十分処理可能な範囲。今回から作画についての指示…

「東方儚月抄 Silent Sinner in Blue.」第十六話

うおお、vsレミリアでまた1話!みたいな! 残り5話になっちゃいましたよたぶん。とはいえ、依姫を主人公と考えれば、淡々と1ステージ1キャラ撃破というスタイルはSTG準拠なのか? というような納得の仕方は如何でしょうか。ついにアマテラスまで召喚しちゃっ…

「東方儚月抄 Cage in Lunatic Runagate.」第六話

あれ、なんか今回は普通に連載小説を読んでいる気分だったよ。すごい普通。なんか引きつつ終わってるし、このまま漫画十五話にまっすぐ繋がるのかな。そして微妙感あふれる謎予告と、内容不明の別件新単行本製作発表。続・東方文花帖の付属CDとして霊夢&魔…

続地霊殿雑感

というわけで、テキストも一通り目を通したところで思う事など。 なんとなく、今回の違和感はユーザーの声を聞きすぎた感なのかなあと思う。前作のゲームシステムはかなり残念であったのは確かなので、その辺の反動とか。掠ってアイテム回収とか、スコアラー…

雑感

妖々夢Luna30億のリプレイを見た。発売して5年、ついに大台突破ですよ。 自分でやってるときよりリプレイ見てるときのほうがいろいろなところに目が行くってのもあるんだろうけど、地霊殿をちまちまやってるところに妖々夢を見ると、妖々夢の神がかりっぷり…

「東方地霊殿 〜 Subterranean Animism.」上海アリス幻樂団

というわけで早速プレイしたものの、normalがさくっとクリアできなかったので、easyでざっと味見。今回、むずかしいのでは? キャラクタ方面ではパワーインフレを極力抑えようという意思をだいぶ感じた。神話キャラを完全排除していて、6ボスまですべて妖怪…

「東方儚月抄 Silent Sinner in Blue.」第十五話

今月はvs魔理沙。また1話使っちゃったよ! 星型弾は漫画にするとこうなるのか… というわけでぜんぜん物話は進行せず。 まー、適当に騒いで、なんだかよくわからないままに最後に酒宴で締めるのがいつもの東方ではあるよな。 そして、久々に登場した幽々子さ…

「AURA 〜魔竜院光牙最後の戦い〜」田中ロミオ/ガガガ文庫

邪気眼ネタをあと3倍くらい薄めてくれたら、スクールカースト描写が生きたんじゃないかなあと思う。もしくはスクールーカースト描写をゆるめにしてくれたら、死ぬほど笑えた気がする。しょっぱなのたどたどしい文章は読むに耐えなかった(褒め言葉!) 姉貴…

「東方儚月抄 Silent Sinner in Blue.」第十四話

依姫vs咲夜で一話消費。たぶん今回までが中巻収録分になるのだろうけど、上中下巻で終わるのかなあ。これまでの展開から予測すると次回以降vs魔理沙、レミリア、霊夢で3話使ってしまいそうな感じなんだけど。これで魔理沙に技3つで勝利、レミリアに4つで勝利…

「東方儚月抄 Silent Sinner in Blue.」第十三話

うわあカグツチさんまで登場したよでも目の前に十拳剣転がってるけどとか思ったけど、スサノオの十拳剣とカグツチの十拳剣はどうやら別物で、浜辺に突き刺した十拳剣もたぶん別物で刺したのはタケミカヅチだよねとかなんとか。

「フルメタル・パニック せまるニック・オブ・タイム」賀東招二/富士見ファンタジア文庫

世界設定の核心も明かされ、次巻で最終巻の模様。長かったなあ。と思うのはまだ早いか。クルツ氏がすごい勢いでフラグを立てて、きちんと回収されてしまう(と、この場合言わない気もするけど)のは複雑な気分であった。要するに王道的お約束的展開のことで…

「文学少女と神に臨む作家(上)」野村美月/ファミ通文庫

まー上巻なので感想ってのもやぼだけど、相変わらず登場人物の情念が濃厚すぎて、ページをめくるたびに胃が重くなってくる進行でありまして。ここに来て強烈に当て馬属性を手に入れつつある琴吹ななせ氏は、逆に逃げ切りフラグが立ったと見てよろしいか。こ…

「龍盤七朝 DRAGONBUSTER(01)」秋山瑞人/電撃文庫

あいかわらずの描写力。飲み込まれてあっという間に読み終わり、して次巻はいつですかといういつもの問い。つうか01巻てなんだよ絶対二桁もだす気ないだろと思うのだけどどういう事ですか。 一方、ミナミノミナミノはタイトルに巻数振ってなかったので、単巻…

「東方三月精 〜Strange and Bright Nature Deity(1)」ZUN・比良坂真琴/角川書店

こちらもおくればせながら保護。サブタイトルを変えての三月精2冊目ですね。このとりとめのなさを毎回維持できるセンスはさすがだよなあと思う。いろいろあるけど、なかでも一番東方っぽさが見える作品だとおもう。 そういえば香霖堂の単行本化ってどうなっ…

「東方儚月抄 〜Silent Sinner in Blue(上)」ZUN・秋★枝/一迅社 REX COMICS

予告通り買ってきた。コミック1巻て綿月姉妹初登場の話までで切れてるのか。つまり彼女らの人気は次巻発売後にフィーバーという希望的観測は如何でしょうか。それにしても、まとめて読んだら結構面白くない?と思ってしまうおれは異端なんだろうか。上中下巻…

「人類は衰退しました(3)」 田中ロミオ/ガガガ文庫

というわけで、何となく文化レベルが復活してきて、文庫本1冊くらいは読めるようになってきましたとさ。 さて三作目だけど勢いは衰えず。今回は1冊1話の長編。メルヘン濃度が低下したせいで妖精さんどもが露骨に弱ってましたよ。物語世界の外郭が見えて来た…

「狼と香辛料II」支倉凍砂/電撃文庫

緊張感があった。毎回こう破産と大儲けの間をいったり来たりするんだろうかこのシリーズ。ホロは相変わらず可愛いしロレンスはさらにかぅいいし実に良い夫婦漫才小説。商人の話なので経済っぽいネタが軸なのだけど、なにぶん中世風ファンタジーワールドなの…

「ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド」上遠野浩平/電撃文庫

いつものブギーポップ…なのかどうか前に読んだのが昔過ぎて記憶を疑ってしまいつつ、シリーズ通しての流れがどうも見えないんだけど。統和機構の正体が判明したあとあたりとかで実は新章に突入してたりするのかなあ。しかしこんなにジョジョっぽかったかなあ…

「PERSONA -trinity soul-」第1話

なんかお姉様向けっぽい香りが漂ってたし、アレな可能性も十分じゃあないかと思っていたのだけど、思いの外良い感じだったのでしばらく追いかけていきたい。話も丁寧、絵も丁寧、世界設定も丁寧。ペルソナのデザインも良い感じ。たしかP3の10年後設定で主要…

「狼と香辛料」支倉凍砂/電撃文庫

というわけで、ラノベ強化キャンプはもうちょっとだけ続くぞい。 無印つまり一巻。もともと単巻予定だったのかな。内容はというと、またずいぶんと落ち着いた話で、狼っ子のホロ以外ラノベファンタジーな要素が全くと言っていいくらい無い中世欧州風行商物語…

「"文学少女"と月花を孕く水妖」野村美月/ファミ通文庫

季節は夏。二巻と三巻の間の話。番外編といいつつ必要なエピソードだと思うので読み飛ばす事なかれ。 さて既刊はこれにて読了。完結してないところで総評もないけど、とりあえずこの作品の魅力はキャラクタにあるよなやっぱ。イラストの力も偉大であった。ミ…