「東方地霊殿 〜 Subterranean Animism.」上海アリス幻樂団

というわけで早速プレイしたものの、normalがさくっとクリアできなかったので、easyでざっと味見。今回、むずかしいのでは?
キャラクタ方面ではパワーインフレを極力抑えようという意思をだいぶ感じた。神話キャラを完全排除していて、6ボスまですべて妖怪変化の類という徹底ぶり。6ボスが出自不明の畜生とか、途中で方針変換したような歪さも。諏訪一家はextraに据えてバランスとってる感じだろうか。
というような感じで、やっぱり今回の話はどうも流れに一貫性が無くていまいちだったよ実際。3面まで雪が降っていたのに、5面から灼熱地獄とか。取説のバックストーリーとか改めて読むと、さすがになにそれと思う。あと、どうも気になるのが、ボス撃破のエフェクトが紅葉とか。今回トータル演出は手を抜いたのかなあと思う。
細かい部分の表現はいろいろ新しい試みが見られてて、今回はこっちに力を入れたのだろうか。音や背景のエフェクトとか、大玉関係の弾幕は新しい。使えるパーツは結構そろったと思うので、次回はまとまりのある演出をしてほしいと思う。
曲も全体的にイメージを変えてきている感あり。4面以降だと、4面道中の曲が好み。エンディング曲はなんか笑える。
システムは後退した気がする。前作で掠りゲー脱却方針なのかと思ったけど、なんか戻ってしまった。あと、得点でエクステンドしないので、スコア狙わない身には点アイテムとか単なる邪魔な物体すぎる。
6ボス背後の核マークの一角にたたずむ猫がじわじわ笑いのツボに来て困る。風神録以降、毎回幻想郷がマジ危機的状況に陥ってるけど、どういう心境の変化なんだろうな。あと今回zun帽絶滅ね。霊夢が握っている棒状のものは一体?