「AURA 〜魔竜院光牙最後の戦い〜」田中ロミオ/ガガガ文庫

邪気眼ネタをあと3倍くらい薄めてくれたら、スクールカースト描写が生きたんじゃないかなあと思う。もしくはスクールーカースト描写をゆるめにしてくれたら、死ぬほど笑えた気がする。しょっぱなのたどたどしい文章は読むに耐えなかった(褒め言葉!) 姉貴が良いキャラしてたので、もう少し活躍して欲しかった。まあどっちかといえば、おれは薄氷を踏み抜くがごとき10代の精神性の描写を楽しんだ派であり、この辺の作風でもう一作読みたいと思う。