ブック・オブ・ザ・サン

ラノベなどほとんど読まなくなった昨今であるけれど、ふと思い出して偽物語の下巻を購入してきた。しかしこのシリーズ、正ヒロインであるはずのガハラさんを扱いにくさは、結局どうにもならなかったなあ、と思いを馳せつつこれから読むんだけど。まあ今回は完全に脇役なのでどうにもならないだろう。とりあえずアニメを座して待つ。


追記。最終刊かと思いきや、はちくじと羽川さんの話を追加で書く模様。確かに二人は語り切れてない感じはあるしな。ところでガハラさんは、尖りすぎて扱いにくいキャラから普通すぎて扱いにくいキャラへとジョブチェンジしたことが、こよみんのモノローグで処理されてました。南無。続き書くならガハラさんも救ってあげてください、キャラ的な意味で。つーか、「あんな名ばかりヒロインのことはもう忘れましょうよ」って、確信犯ですね?!


ところで、いつも思うのだけど、世にある書籍(特に大きな図解を必要としないもの)は、どうして始めから文庫形式で出さないものかなあと思う。文庫だろうがなんだろうが、当然内容に差はないし、特に、原価的に極めて不利なハードカバーで販売する理由がよくわからない。基本的なところで、ハードカバーって読みにくいし。アイテムとしての質感とか保存性だとかはあるのかも知れないけど、大多数にとってはそんなの気にするところじゃないしなあ。原価増と売上減を差し引いても、まずはハードカバーで出す方が利益が出るような価格設定してるんなら、読者は割と不幸だと思う。(あー上記偽物語はハードカバーではないです念のため)


東方の最新公式本であるところの『Grimoire of Marisa(仮)』は7/28発売とのことで、発売日が出たようで。(仮)がとれていないあたり、確定というには不安要素が残るけど。
香霖堂のこともたまには思い出してあげてください。