地獄の二輪

チャリンカー的に、この週末は今季初レースに行ってきたのだけど、今となっては、ピットを見渡せば当たり前のように痛チャリがたたずんでいて、それほどインパクトも無くなってしまった。高速を走ればそこかしこで痛車を見かけるし、なんてか、オタは確実に富裕層にシフトしているというか高齢化が進んでいるというか、マイノリティとしての遺伝子を失いつつあるというか、まあなにやら変わりつつあるなあというのは伝わってくる。
さておき痛チャリ、基本的にカーボンホイールに絵を貼るのがスタンダードなんだけど、走ると当然絵が見えなくなる欠陥について皆どう考えてるんだろうと思う。止まってるときだけ視認できるのが良いのだろうか。
ふと、車輪の回転に追従しないホイールカバーでも考案すればいい気もしたけど、そんな無駄を容認するならフレームに板でも張り付けてる気もする。チャリンコの美しさとは即ち機能性であるし、痛チャリオーナーって圧倒的に技術系が多い気がするし。しかし無駄でも技術的に難しければアリかも知れない、そんな技術オタ心理だとかなんとか。