「"文学少女"と慟哭の巡礼者」野村美月/ファミ通文庫

時期はクリスマスから正月へ。ってぜんぜん進んでないね。少年の度を超したへたれっぷりに胃がもたれたよ。うじうじしているうちに事態は勝手に転がっていき気が付けば解決へって、えー? 多少なりとも自発的に物語を動かしたかね少年よ。反面、芥川君の誠実ッぷりはまさに文学であった。拳で語り合っちゃうね男前だね。次巻(最新刊)は番外編、そしてその次が最終章、文学少女編の模様。3月にでてくれたらたぶん季節感ばっちりなのになーと思いつつちょっと期間なさ過ぎでむりよな。ともあれ普通少女琴吹氏が無事生き残ってくれておれは感無量です。

関係ないけど、こういう感想はどう書いたものか毎度悩ましい。概ねおれはこれ面白かったよとタイトルを紹介したいだけなんだけどな。未読の人にはネタバレにならないようかつ面白げと思わせ、既読の人にはそうそうと頷かせるような、そんな感想をおれは書きたい。んだけど。人の感想とかあんま読まないけど、みんなどう書いてるんだろうな。