最近のあれ

人生って、欲するものが減った分を、守らなければならないのもので埋め合わせて、死の誘惑を掻い潜ることであるなあと思う、今日この頃。


シャフトが西尾維新を映像化するというので、化物語を読んだ。所謂日常パートな描写が懐かしくもあり、こういう芸風ってまだ生きているんだなあと。ぶっ飛んだキャラクタも、先端を丸めてみれば割と共感する部分は多く、おれもまだまだ大丈夫だなと思わせてくれる。まぁしかし、これを映像化ってのもわりと想像出来るような出来ないような微妙なラインであるなと思う。文字だからこそ面白い典型であるようにも思うし。


あとは、人退の4巻を読んだ。安定した品質で良いことです。これも映像化しにくい部類だよなあと思う。文学少女の最終刊も買ってきたんだけど、なかなかページが進まず。あまあま展開に移入するには、なかなかこのごじせいでして。


それから、久しぶりにアニメなど熱心に視聴。WHITE ALBUMなんだけど。80年代テイストがなんか楽しい。OP曲とか最強過ぎる。「バブル前夜」とかいう言葉だけでゾクゾクする。といっても失われた10年をもっさり泳いできたおれの世代にとって、80年代にこれといってリアリティがあるわけでもないんだけど。実際、原作遊んだ世代って90年代ど真ん中だと思うんだけど、なんでこの設定なんだろうねとは思う。