理想と幻影のユニティ

お燐がお隣にみえてみえてしょうがない。にゃーん。


生理的衝動的情動とか生命のシステムの中の比較的古い機能のひとつに過ぎないでしょ、という前提はあって、そういう感情に支配されるのが、つまり、ちょっと落ち着かない。
おれたちの意識は、自分が何者であるかを知ろうとするところに在ると思うし、もう少し俯瞰すれば、要するに全体を把握した方が効率的な運用が出来るよ、というだけの事であると思うんだよな。仮に、自らの組み込まれたシステムの外側を知ろうとする行為が、解決する事のない課題であるなら、意識はやがて淘汰されるのだろうし、もしそれでも電流に意識の最小単位があるのなら、この宇宙の動力は彼らの怨念なのだろう。
まあ、くさいものに蓋をする所業もまた、霊長類と自称する自意識にこそ成せる技ではあるよなとは思う。