飽食の君

まあ結構前からなんだけど、缶ビール一本が飲めない体になったなあと思っていたらそんなことはなかった。コーヒーだろうがお茶だろうが缶だろうが自分で淹れようがその一杯を飲み干すことなく醒まして残してしまっていた。ご飯だっておなか一杯になる前にいつももう飽きている。捨てる勇気がないので最後まで食べてるだけだった。そうしておれは明日も生きていける。