「ゲーム的リアリズムの誕生」 東浩紀/講談社現代新書

ちょっと厚めだけど、とても読みやすかった。プレイヤー(読者)の環境と物語の構造を同期させてリアリティを発生させる技法の解説で、様式として今後一般化していくのかっていうとどうなんだろ。「All You Need Is Kill」「Ever17」「ひぐらしのなく頃に」とか。作品に触れたことある人なら言いたいことはだいたい想像付くんでは。さておきひぐらしがネタばれてしまってちょっと途方に暮れた。2話以降の進行がかなり困難になった予感。