資源リサイタル

今年の桜は早咲きだねえと思っていたけど、ここ数日の冷え込みのせいか、そんなに足は速くない模様。ならば今週末は花見じゃあうおお。


さておき、この金融不安のあおり、時代はゴールドじゃよ的なフレッシュでヤングな認識とかがまぶしいこの頃なのだけど、まあ金融システムの歴史的な諸々があるにしても、今時ゴールドよりもっと有用なレアメタルがいろいろあるんじゃないのなどと思ったりもするわけで。リチウムとかインジウムとかのインゴットを金庫に保管しておけば資産の保護はばっちりだがしかし産業絶滅みたいな気もするので、やっぱゴールドくらいわりと下世話な物質のほうがいいのかなあ。とか速攻手のひらを返してみたり。


まあ、なんにせよ錬金術もままならぬ現代科学であるし、金属のかたまりなら何となく資産価値もわかるんだけど、宝石ってのはありゃなんなんだろうなと常々思う。組成だって大体知れてるはずだし、うっかりその辺の釜で製造されてしまったらもう価値とかほぼ砂利じゃないのとか。ダイヤとか炭素だしガラス切りの先端にくっついてるし、天然でも人工でもダイヤモンド格子はダイヤモンド格子だし。大きい結晶が作れない?本当に?とか。みんな本当は作れるけど、あえて作らないであげてるのかなあとすら思う。偽札作る方が難しそう。まあ実際の所はまったく知らないけど。ナローなんでぐぐる気力もないです。すみません。
まぁ人の価値観にけちをつけてもしょうがないけど、希少価値という点においてはリスクの大きいアイテムだよなあと思う。