パトリオティズム幻想

最近のオタ文化にそれほど明るくないはずのおれではあるけど、なんか近頃の和風伝奇物って極端に神道寄りなのが多いような感触を覚えたので刻んでおく。
まあ確かに仏教関係は輸入物のイメージは強いんだけど、でも日本の歴史の大半を支えてきたのは神仏習合的な宗教観なんじゃないの、とも思うのよな。神仏分離とか廃仏毀釈とか、言っても明治の話だし、純神道的な世界観てその頃創作されたものなんじゃないのかなあとか。
とはいえ、葬式の大半がそうであるように、死後の世界観は仏式全開な現金極まるおれたちであるし、なるほど地霊殿の旧地獄という表現も根が深いなあと思う。