胡蝶夢

なんかもう自律神経がやばいなー。うたた寝したあとなかなか現実感が帰ってこなくて危機を感じた。近所にふらっと歩いて買い物に出かけて帰ってきて、なお夢か現かなんどか確認して現実感てつくづく錯覚だなあと思った。金星と三日月が近くに浮かんでいて、飛行機が点滅していて、犬が中途半端にうなって遠くで電車の通過する音が聞こえて、あとなんだっけ、思い出すと意識はいつもぶつ切りで、そんなとき意識の外にある自分の影をよく感じる。幸福感も充実感も感じさせられ感がぬぐえなくて、べつになんもかもどうでもいいんだよなーというこの厳然たる結論からどう目を背けるか、この頃なかなか難しい。所詮ひとの考える全てはただの辻褄合わせで、この前提は覆らないでしょと思う。まあどうでもいいんだけどさ。さておき明日は例大祭ですね行くひとは気をつけて。