デフラグフォース

pixivはSNSの体裁を取ってるけど、根底にある流れは検索システムなのかも知れない。と、この一週間ほど観察してみて思った。
作者が登録しなくちゃならないのはまあ今時点では仕様のないことなのだろうし、違和感はというと閲覧するにも会員登録が必要な事くらいな感じ。 そこそこ唯一無二な感じにイラストポータルとしての地位をこのまま獲得すれば、この時代には割とベターな様式なのかも知れない。 とかいって、単にSNS的な機能が未実装なだけなのかも知れないけど。 なにせよ、あえて今のpixivへの流れがあるならそれなりの理由があるんだろう。半年くらい前に書くべき話題だよなあ、と過ぎた日を思う。


mixiなんかももう1年以上ログインして無くて、ヤマダだったらポイントリセットされてなめてんのかくらいの状況なのだけど、要するになぜおれがSNSとかに絶望しているかっていうと、世界とつながっても結局いつものなかよしグループっていうか、純度が高まって余計外界に対する障壁高まってるじゃん的な構造が退化にしか感じられないからなんだよな。まだ、とるものもとりあえず集まった烏合の集団であれこれやってた時代のほうがいろいろ発見もあったでしょ的な。世界のあらゆる事象がタグ付けされて分類されるのはあるべき流れであって、それらが自由にアクセスできて関連すべきタグとリンクできる構図こそが肝要だと思うのだけど、何か見てると個別のタグが自ら孤立しようとしてるようなそんな風潮なのよね。

そう、個人の志の問題ではあるんだけど、webサービスって大概世界の縮図だよなあと思う。